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「耳つぼシールって、ただ貼るだけですよね?それで本当に効果があるんですか?」——「痛みを取る耳つぼ」のご案内をしていると、こうした疑問をいただくことがあります。このページでは、シールによる刺激がどのような仕組みで体に伝わると考えられているのか、皮膚の感覚受容器「メカノレセプター」の働きを中心にやさしく解説します。
鍼のように皮膚に刺すわけではなく、シールを貼るだけ。たしかに、やっていることだけを見ると地味に感じるかもしれません。ですが、皮膚は「触れられている」「押されている」という情報を常に感知しているセンサーの集合体でもあります。シールに固定された小さな粒が肌を押し続けることで、このセンサーに継続的な刺激を与えている、というのが基本的な考え方です。
私たちの皮膚には、圧力・振動・伸び縮みといった機械的な刺激を感じ取る「機械受容器(メカノレセプター)」と呼ばれるセンサーが複数の種類存在しています。代表的なものとして、浅い部分で持続的な圧力を感じ取るメルケル細胞、軽い触覚に反応するマイスナー小体、深い部分で振動や強い圧力を感じ取るパチニ小体などが知られています。
これらの受容器が刺激を受けると、電気信号に変換されて神経を通じて伝わっていきます。耳つぼシールによる持続的な押圧は、こうした皮膚の感覚受容器を介して、何らかの形で体に伝わっていると考えられています。ただし、感じ方・反応には個人差があり、すべての方に同じように作用することを保証するものではありません。
粒がついた耳つぼシールのシート(通称「金粒」)
耳つぼシールは、小さな粒が透明または肌色のシールに固定された資材です。粒の素材にはステンレスなどの金属製のものや、金色の粒を使ったタイプがあり、金色のタイプは現場では通称「金粒(きんつぶ)」と呼ばれることもあります。耳の反応ポイントに貼ることで、鍼を使わずに持続的な押圧刺激を加えることができます。
耳つぼシールの粒部分(クリスタルタイプ)
「痛みを取る耳つぼ」の基本メニューでは、ASPニードルと呼ばれるごく小さな鍼を使用します。鍼は皮膚にわずかに刺さった状態で留置されるのに対し、シールは皮膚の表面を押すだけで、刺さることはありません。そのぶん刺激の強さは穏やかになりますが、「まずは痛くない方法から試したい」という方には向いている選択肢です。
当院では、鍼とシール、どちらが優れているということではなく、「今のご自身に合った刺激の強さを選べること」を大切にしています。シールから始めて、慣れてきたら鍼にステップアップすることも可能です。
効果の感じ方には個人差があり、すべての方に同じ結果をお約束するものではありません。
A. 刺激の強さ・持続のしかたは鍼とシールで異なり、感じ方には個人差があります。まずはシールから試していただき、慣れてきたら鍼にステップアップすることも可能です。
A. 耳つぼシールの一種で、金色の粒が貼り付けられたタイプの通称です。効果を保証するものではなく、素材による刺激の感じ方の違いとしてご案内しています。
A. 目安は数日に1回ですが、肌の状態や感じ方に応じて調整しますので、ご来院時にご相談ください。
「鍼はまだ不安だけれど、耳つぼには興味がある」という方は、シール(金粒)からお試しいただけます。ぎっくり腰・寝違えなど急な痛みへのメニュー「痛みを取る耳つぼ」の詳細は、下記の記事もあわせてご覧ください。

施術の感じ方には個人差があります。診断・治療を行うものではなく、効果を保証するものではありません。
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花田 光由(はなだ みつよし)
はりきゅうサロン Flare オーナー
あん摩マッサージ指圧師・はり師・きゅう師
2020年3月 桐朋高等学校 卒業
2020年4月 湘南医療福祉専門学校 入学
在学中より国家試験対策サイト「東洋の委員長」を立ち上げ、鍼灸学生向けの学習支援・情報発信を開始。
2023年3月 湘南医療福祉専門学校 卒業
2023年4月 同校に入職し、国家試験対策指導を担当。
2023年7月 合同会社 東洋の委員長 設立
2024年4月 教育学系大学院へ進学。経絡経穴の学習困難をテーマに研究に取り組む。
2026年2月 はりきゅうサロン Flare(フレア)開業
2026年7月 一般社団法人大田区鍼灸あんまマッサージ指圧師会 外部顧問 就任
現在は臨床に加え、鍼灸・医療分野を中心とした情報発信や配信活動、Webマーケティングにも携わる。
JEAS、BFA JAPAN、ダーマローラージャパンなどのWebマーケティングを担当。
専門分野は、はりきゅうのICT教育・Webマーケティング。
これまでの研究テーマは、経絡経穴の学習困難。
教育・臨床・情報発信を横断し、鍼灸をより身近に届ける活動に取り組んでいる。