耳つぼ療法の歴史|フランス発の耳介療法と世界への広がり

「耳つぼって、そもそもいつからあるの?」——中国から伝わった東洋医学の一部だと思われがちですが、実は現在世界的に広く使われている耳つぼ療法(耳介療法)の体系は、20世紀にフランスで大きく発展したという少し意外な歴史があります。

目次

フランスの医師が体系化した「耳介療法」

1950年代、フランスの医師ポール・ノジェ氏が、坐骨神経痛の患者の耳に特徴的な焼灼痕があることに気づいたことをきっかけに、耳の特定の部位への刺激と体の症状との関連を研究し、耳介療法(auriculotherapy)として体系化したことが知られています。その後、耳のどの位置がどの体の部位に対応するかを示す「耳介地図」が整理され、ヨーロッパを中心に広がっていきました。

世界的な標準化の動き

1990年代には、世界保健機関(WHO)が耳のツボの呼び方を各国で統一するための会議を開くなど、耳介療法を国際的に標準化しようとする動きもありました。こうした経緯もあり、耳つぼ・耳鍼は東洋医学の伝統的な技術と、西洋発の耳介療法の知見の両方が組み合わさりながら発展してきた、比較的ユニークな分野だと言えます。

日本における普及と、BFA・MSEA・JEAS

日本国内でも、耳つぼ療法を体系的に学び、標準化されたプロトコルのもとで普及させようとする団体がいくつか存在します。はりきゅうサロンflareのオーナー・花田光由が認定を受けているBFA JAPAN(戦場鍼/MSEA 松浦式耳鍼&耳つぼ療法)もその一つで、花田は全日本耳つぼ療法普及協会(JEAS)の運営本部も務めています。JEASについて詳しくは、全日本耳つぼ療法普及協会の公式サイトもあわせてご覧ください。

「なんとなく」ではなく、体系立てられた技術として

耳つぼは手軽に試せる施術ですが、その背景には、フランスでの体系化から日本国内での普及まで、積み重ねられてきた歴史と理論があります。はりきゅうサロンflareでは、こうした背景を踏まえたうえで、初めての方にも分かりやすく耳つぼケアをご案内しています。

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この記事を書いた人

花田 光由(はなだ みつよし)
はりきゅうサロン Flare オーナー
あん摩マッサージ指圧師・はり師・きゅう師

2020年3月 桐朋高等学校 卒業
2020年4月 湘南医療福祉専門学校 入学
在学中より国家試験対策サイト「東洋の委員長」を立ち上げ、鍼灸学生向けの学習支援・情報発信を開始。
2023年3月 湘南医療福祉専門学校 卒業
2023年4月 同校に入職し、国家試験対策指導を担当。
2023年7月 合同会社 東洋の委員長 設立
2024年4月 教育学系大学院へ進学。経絡経穴の学習困難をテーマに研究に取り組む。
2026年2月 はりきゅうサロン Flare(フレア)開業
2026年7月 一般社団法人大田区鍼灸あんまマッサージ指圧師会 外部顧問 就任

現在は臨床に加え、鍼灸・医療分野を中心とした情報発信や配信活動、Webマーケティングにも携わる。
JEAS、BFA JAPAN、ダーマローラージャパンなどのWebマーケティングを担当。

専門分野は、はりきゅうのICT教育・Webマーケティング。
これまでの研究テーマは、経絡経穴の学習困難。
教育・臨床・情報発信を横断し、鍼灸をより身近に届ける活動に取り組んでいる。

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