五臓六腑とは?冬に働きが高まるとされる「腎」と「膀胱」

東洋医学では、体の働きを「五臓六腑(ごぞうろっぷ)」という枠組みで捉える考え方があります。以前の記事では秋に働きが高まるとされる「肺」と「大腸」をご紹介しましたが、今回は冬にあたる「腎」と「膀胱」について見ていきます。

目次

五臓六腑とは

五臓六腑とは、体の働きを「肝・心・脾・肺・腎」の五臓と、「胆・小腸・胃・大腸・膀胱・三焦」の六腑という枠組みで整理する、東洋医学の伝統的な考え方です。現代医学の臓器そのものというより、体の働きや機能のまとまりを表す概念として捉えられています。

冬に配当される「腎」

五行色体表では、冬は「水」の季節とされ、五臓のうち「腎」が配当されます。東洋医学における腎は、現代医学でいう腎臓の働き(水分代謝)だけでなく、生命力の源を蓄える働きも持つとされ、成長・発育・老化といった、生涯を通じた体の変化とも関連づけて語られてきました。

腎の働きとされるもの

  • 水分代謝に関わるとされる働き
  • 生命力の源(精)を蓄えるとされる働き
  • 骨・耳・髪との関連が語られる働き

これらはあくまで伝統的な理論上の捉え方であり、現代医学的な診断や治療に置き換わるものではありません。

腎とペアになる「膀胱」

五臓六腑では、五臓と六腑が1対1でペアになり、互いに影響し合うと考えられており、腎とペアになるのが「膀胱」です。膀胱は水分の代謝・排泄に関わる腑として位置づけられ、腎の働きと合わせて語られることが多い臓腑です。

冬に「腎」を意識するといわれる理由

寒さが厳しくなる冬は、体が冷えやすく、東洋医学的には腎の働きに負担がかかりやすい季節とされてきました。足腰の冷え・だるさ、耳鳴りといった不調は、伝統的には腎の働きと結びつけて語られることがありますが、実際に気になる症状がある場合は、自己判断せず医療機関にご相談ください。

まとめ

五臓六腑という枠組みから見ると、冬は「腎」と「膀胱」の働きに意識を向けるとよいとされてきた季節です。次回は、腎と膀胱の「表裏」関係を経絡の視点からご紹介します。

LINEでのご相談・ご予約も受け付けています。

はりきゅうサロン フレアの施術風景
はじめての方はこちら
初めての鍼灸(はりきゅう)
初回限定|60分
5,500円 (税込・初診料込)

「鍼灸が気になっているけど、何を予約すればいいかわからない」方へ。

まずお悩みや不安を伺い、 あなたに合った受け方から一緒に決めます。

鍼が初めてでも大丈夫です。
無理に鍼をすることはありません。

初めての鍼灸を予約する
お着替え不要・手ぶらでご来店いただけます

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

花田 光由(はなだ みつよし)
はりきゅうサロン Flare オーナー
あん摩マッサージ指圧師・はり師・きゅう師

2020年3月 桐朋高等学校 卒業
2020年4月 湘南医療福祉専門学校 入学
在学中より国家試験対策サイト「東洋の委員長」を立ち上げ、鍼灸学生向けの学習支援・情報発信を開始。
2023年3月 湘南医療福祉専門学校 卒業
2023年4月 同校に入職し、国家試験対策指導を担当。
2023年7月 合同会社 東洋の委員長 設立
2024年4月 教育学系大学院へ進学。経絡経穴の学習困難をテーマに研究に取り組む。
2026年2月 はりきゅうサロン Flare(フレア)開業
2026年7月 一般社団法人大田区鍼灸あんまマッサージ指圧師会 外部顧問 就任

現在は臨床に加え、鍼灸・医療分野を中心とした情報発信や配信活動、Webマーケティングにも携わる。
JEAS、BFA JAPAN、ダーマローラージャパンなどのWebマーケティングを担当。

専門分野は、はりきゅうのICT教育・Webマーケティング。
これまでの研究テーマは、経絡経穴の学習困難。
教育・臨床・情報発信を横断し、鍼灸をより身近に届ける活動に取り組んでいる。

目次